【失敗談】Google認定教育者レベル1不合格!トレーニングだけでは受からない!

こんにちは、ずきっちです!

Google認定教育者試験レベル1を受験したのですが不合格になってしまいました!(泣)

一度受験したことで試験への対策方法が見えてきましたので、共有させていただきます。

基礎トレーニングの問題をすべて解けるようになっただけでは合格できませんよ!


まえがき・・・

そもそもなぜ私がGoogle認定教育者試験を受験したのか・・・。

Googleのサービス(Classroomやフォームなど)をレッスンで活用したいなと思い、色々調べていたら興味深い資格を見つけました。Google認定教育者です。

え、なにそれカッコいい!名刺にGoogle認定教育者って書きたい!

という不純な動機でした(笑)

というわけで資格取得の準備をはじめました。

すると「Google for Education」を校務や授業で活用するべく、Google認定教育者試験にチャレンジしたい!という方向けに、Googleが無料でオンライントレーニングを用意してくれていました。

Teacher Center」の「基礎トレーニング」というものです。そして、そこにはこう紹介されていました。

基礎トレーニングを修了することで、認定教育者レベル 1 の試験を受ける準備が整います。

試験の準備までしてくれるなんてさすが天下のGoogle様!

ん、でも準備が整う=合格できるということなのかしらん?もしかして基礎トレーニングの問題をすべて解けるようになれば合格できるのかな!?なんか簡単に取れそう!これは受けるしかない!

目次

Google認定教育者(Google Certified Educator)とは

Google for Educationを使用する能力を証明する資格

Google for Education」を使用する能力を証明する資格が「Google 認定教育者」です。

Google for Education」とはGoogleが世界中の教員、児童生徒に提供する全てのサービスやソリューションの総称です。

特に以下の3つのサービスを組み合わせて使用することで、教育現場と学習環境に変革をもたらすことができ、また、生徒と教育者のそれぞれが各自の能力を発揮できるようになるとのことです。

※Google Classroomは、Google Workspace for Educationに含まれているのですが、特に重要なサービスということであえて抜出しているようです。

  • Google Workspace for Education(旧称:G Suite for Education)
  • Google Classroom
  • Chromebook
引用:Google Workspace for Educatin の概要 

こういったサービスを活用できるようにならないといけないということですね!

Google認定教育者試験の受験要項

Google 認定教育者」になるためには試験を受ける必要があります。2つのレベルの試験が用意されています。それぞれの受験要項は以下のとおりです。(2022年6月時点)

レベル1

授業で Google のツールを使いこなすスキルがあることを証明できます。

レベル2

専門知識とテクノロジー導入の高度なスキルを有していることを証明できます。

資格取得までの流れ(申し込み方法)

資格取得までの流れです。

私はイーディーエルという会社のサイトで申し込みをしたので、その内容で説明します。

STEP
受験勉強

 基礎トレーニング コースを中心に勉強します。

STEP
受験票(バウチャー)の申し込み

受験票(バウチャー)のお申し込みについては、Google Cloudパートナーである会社のサイトで行うのがオススメです。

Google の専用ページ(Teacher Center)から受験票(バウチャー)のお申し込みも可能ですが、支払いはクレジット/ドル決済のみとなるため、受験料が少し高くなってしまいます。

STEP
受験料の支払い

申込後、お支払い方法のご案内メールが届くので、その内容に従って支払いを済ませます。私はクレジットカードで決済しました。

イーディーエルのサイトで申し込みした場合は¥1,100の支払いでした。

STEP
受験票(バウチャー)発行

入金が完了すると、受験コードが記載されたメールが届きます。

受験コードには使用期限がありました。私の場合は2022年6月7日にメールが来て、期限が2022年11月18日になっていたので、発行から3ヶ月ほどで期限となるようです。

STEP
Teacher Centerから試験申し込み

申込方法の手順が記載された資料のリンクがメールにあるので、その内容をもとに試験の申込みを行います。大まかな手順は以下のとおりです。

引用:Google 認定教育者レベル 1
  1. Teacher Centerの該当するレベルのリンクから、認定試験を受ける>「登録する」をクリックする
  2. 自分のGoogleアカウントにログイン(ない場合は作成する必要あり)
  3. 登録内容入力画面で氏名など必要事項を入力
  4. 試験管理サイトにログインされるので、「試験のお申し込み」をクリック
  5. 該当するレベルの「今すぐ購入」ボタンをクリック
  6. クーポンバウチャーコード入力欄に受験コードを入力して「適用」をクリック
  7. 支払い金額が$0になったことを確認して、「お支払い」をクリック
  8. 申し込み完了、試験用アカウントが作成される

申込完了後、試験の準備ができるまで24~48 時間ほどかかるという案内のメールが届きます。私の場合は30分ほどで「試験の準備が整いました」というメールが届きましたが、余裕をもって申込みを行いましょう。

STEP
試験を開始

「試験の準備が整いました」というメールに試験開始用のリンクがあるので、そちらをクリックして試験を開始します。

8日以内に試験を開始しないと申し込みが失効します。

基礎トレーニングの内容

ユニットと呼ばれる大きな1つのテーマにそれぞれ2つ〜5つのレッスンが用意されています。各レッスンにはすべて想定所要時間がついていて、全て修了するまでにかかる時間は15.1時間となっていました。

各ユニットのタイトル

  1. 教室でのテクノロジーの活用に備える
  2. サポートや学習をもっと身近に
  3. 教室を(ほぼ)ペーパーレスに
  4. 効率的にコミュニケーションをとる
  5. 自分や他のユーザーの活動を管理する
  6. オンライン会議を行う
  7. 生徒の課題をオンラインで管理する
  8. 生徒の成長を測定、理解、共有する
  9. 生徒にオンライン スキルを教える
  10. インタラクティブな授業をつくる
  11. 動画で生徒の興味をかき立てる
  12. グループワークを促進する
  13. オンライン利用の心得と正しい使い方について教える

私の基礎トレーニング勉強内容

なるべく効率的に勉強を進めたかったため、以下のように取り組みました。

効率的に勉強するために行ったこと

  • 「教育現場の声」といった動画コンテンツはすべて視聴スキップ
  • まずは各レッスンの最後にある「レッスンの確認」という選択肢問題を解く。
  • 問題解答後、不明点があればレッスン内容の該当箇所を確認。
  • レッスン内容を見ても解決しない場合は、実際にGoogleのサービスを操作して確認。
  • 最終的には「レッスンの確認」と「ユニットの復習」問題をすべて正解できる状態にする。

このやり方で10時間ほどで完了できました!

各ユニットの最後に復習問題がありますが、私は一度も100%を取ることが出来ませんでした・・・。

試験結果

基礎トレーニングの問題をすべて解けるようにした状態で試験に臨みましたが、結果は不合格でした!

ちなみに試験結果は受験後すぐに出ました

試験完了後、届いたメールの内容

問題は全部で35問だったので、69%ということは、35問中正解は24問ですね。28問正解しないといけないのであと4問…。

試験に実際にかかった時間

所要時間は3時間ですが、1時間ほどで完了しました。

時間が足りなくて解ききれない!ということはないでしょう。

問題の形式

択一選択問題

複数選択問題 → 選択する数は指定されるので、トレーニングの問題より優しいです。

ドラッグ&ドロップ問題 → 左に項目、右に説明文があって、正しい紐付けにするという感じの問題です。

並び替え問題 → 「○○をするためには、次の操作をどの手順で行えばよいか」という感じの問題です。

問題数

35問

何を勉強しなければならないか

試験を受けてみてわかりました。敗因はずばりこれ。

Googleのサービスをただ使えるだけではダメ!

わたしはカレンダー、メール、スプレッドシート、Meetなど問題なく使用できるのですが、それだけではダメでした。画面を表示してさわれる状態でなくても頭の中でイメージできる状態にしないといけません。

  • そのツールの画面のどこに何が表示されているかまで頭に入っていなかった
  • そのツールのメニューのXXXをクリックすると何の項目が出てくるかといったところまで把握していなかった
  • 各ユーザーの権限をちゃんと把握していなかった(共同主催者、共同編集者にはどの操作まで許されるのか)

トレーニングの内容が古くなってきている

トレーニングの内容が2020年〜2021年に作成されているため、現在のGoogleサービスの内容と一致していないところがちらほらありました。

正直、ここまで細かいことを聞かれるとは思っていませんでした。
Google認定教育者試験でググるとわりと簡単に合格できたと紹介している方が多かったので、なめていました。。。

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編集中・・・

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