先日、ソファでごろごろしていたら、通りすがりの奥さんに
「ハゲとるやないか!(フットボールアワー後藤風)」と言われて、
AGA対策を始める決心がついた、ずきっちです。
ふざけてハゲを指摘してくれる奥さんの優しさ・・・?
プログラミングの先生として人前に出る以上、自分の容姿にも気を付けなければなりません。
まずは、何事も事前の情報収集が大事!ということでAGAについて調べた内容をまとめてみようと思います。
AGAってなんなん?
薄毛の原因がAGAだとして、どうやって治療すればいいのん?
そんな方の疑問を解消できるページになっています!
AGA(エージーエー)とは
徐々に薄毛は気になり始めていたので、過去に参照していた情報をもとに、なんとなく自分はAGAなんだろうな~という認識でいたのですが、改めてちゃんと調べてみました。
男性型脱毛症(AndroGenetic Alopecia)
そもそもAGAとは、AndroGenetic Alopeciaの略称で、男性型脱毛症のことをこう呼ぶそうです。
徐々に進行するのと、前頭部と頭頂部から薄くなっていくのが大きな特徴です。
・男性型脱毛症(male pattern hair loss,androgenetic alopecia)は思春期以降に始まり徐々に進行する脱毛症である
・前頭部や頭頂部の頭髪が,軟毛化して細く短くなり,最終的には頭髪が皮表に現れなくなる現象である
・日本人男性の場合には 20 歳代後半から 30 歳代にかけて著明となり,徐々に進行して 40 歳代以後に完成される.
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)
完成するとか言わないで~
AGAの特徴
調べてみると、20代から40代の男性の薄毛の原因は9割以上の高確率でAGAなのだそうです。
自分が20代~40代でしかも徐々に進行する薄毛だったら、それはもうほぼAGAと思っていいみたいですね…。
AGAになった場合の外見上の特徴(症状)は以下の3パターンで、AGAの専門医もこのパターンに当てはまっているかどうかでAGAなのかどうかを判定しているとか?
- 頭頂部のつむじを中心にO字型に薄くなる
- 額の生え際がM字型に後退する
- O字型とM字型同時に薄くなる
私は③に当てはまっているし、徐々に進行してきているしなので、やはりAGAなのだと判断しました。
AGAが薄毛の原因なのか?
自分の薄毛の原因をそんな確率と見た目だけで決めつけてしまっていいのか・・・?という方向けに、まずは自分の薄毛の原因を調べるために遺伝子検査を受けられることがわかりました。
遺伝子検査で薄毛の原因を診断
Persona(ペルソナ)という育毛剤を購入すると遺伝子検査を受けることができます。
綿棒で口の中の細胞を採取して、それを郵送すると頭皮の状態を分析してくれて、その検査結果に基づいた育毛剤を届けてくれる商品なのだそうです。
検査目的だけで試してみたい場合はいくらでできるのかな??
と思い、Persona(ペルソナ)だけでなくほかの方法も含めて調べてみたところ以下の表の通りでした。
遺伝子検査 | 費用 |
---|---|
AGAクリニックの遺伝子検査 | 10,000円~30,000円 |
DHCの遺伝子検査キット | 10,120円 |
Persona(ペルソナ)の遺伝子検査+育毛剤 | 30,558円 or 5,478円 |
Persona(ペルソナ)の費用が2通りあるのは、申し込むサイトによって価格が異なっていたためです!
申し込みサイト | 遺伝子検査を受けて 解約した場合の費用 |
---|---|
①「ペルソナ 育毛」で検索して見つけたサイト | 3,278円+27,280円 |
②「ペルソナ 育毛 キャンペーン」で検索して見つけたサイト | 5,478円のみ |
①のサイトから申し込むと、初回3,278円で購入して遺伝子検査を受けられるみたいなのですが、こちらのサイトからだと本来の遺伝子検査費用27,280円は定期購入を6回継続しないと無料にならないみたいです。
キャンペーンで検査費用弊社負担の場合は費用が発生しないとの記述があったので、キャンペーンサイトも探してみました。
すると②のサイトが見つかり、こちらは初回5,478円で遺伝子検査ができて、2回目以降はキャンセルしても大丈夫なようです。ただし1日128名限定でした。
検査目的のみで購入される方は②のサイトを探しましょう!
ちなみにこのPersona(ペルソナ)の公式通販サイトで、無料で「薄毛リスク診断」をしてくれるので試してみてください。
11個の質問に答えると診断結果が出ます。僕の診断結果はやはりAGAでした。
私の場合はAGAでほぼ間違いなさそうなので、
遺伝子検査は受けなくてよいかな~
AGAの原因は、DHTという強力な男性ホルモン
ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが、頭頂部と前頭部において毛母細胞を攻撃して髪の毛の成長を阻害してしまうことがAGAの原因です。
男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼⅡ型酵素の働きによってさらに強力になったものがDHTなので、DHTにならないように酵素の働きを抑えることがAGAの対策になります。
AGAの治療は、飲むお薬と塗るお薬の併用!
AGAの治療は、日本皮膚科学会がまとめたAGAガイドラインで推奨度Aとなっている、
- フィナステリドの内服 or デュタステリドの内服
- ミノキシジルの外用
を併用で行うのが一般的なようです。前述の酵素の働きを抑える成分がフィナステリドとデュタステリドです。
※フィナステリドやデュタステリドは医師の処方が必要な治療薬で、入手するには病院の受診が必要。
・男性型脱毛症に対するフィナステリド内服の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,内服療法を行うよう強く勧める.
・男性型脱毛症に対するデュタステリド内服の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,内服療法を行うよう強く勧める.
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)
・ミノキシジル外用の発毛効果に関して,高い水準の根拠があるので,男性型脱毛症に 5%ミノキシジル,また女性型脱毛症に 1%ミノキシジルを外用するよう強く勧める.
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)
薄毛の進行を抑える飲むお薬
この薄毛の進行を抑える薬ですが、各クリニックのサイトや、個人のブログ・Youtubeを検索したりすると、成分名を使っている場合もあれば薬の名前を使っている場合もあって、よく分からなくなるときがあったので、整理してみました。
- 「フィナステリド」を有効成分とした薬
- プロペシア(MSD)
- ・プロペシアの国内正規ジェネリック
- フィナステリド錠「ファイザー」
- フィナステリド錠 「サワイ」
- フィナステリド錠 「トーワ」
- フィナステリド錠 「クラシエ」
- フィナステリド錠 「SN」
- フィナステリド錠 「武田テバ」
- フィナステリド錠 「FCI」
- フィナステリド錠 「TCK」
- ・プロペシアのインド製ジェネリック
- フィンペシア
- フィナロ
- フィナバルト
- 「デュタステリド」を有効成分とした薬
- ザガーロ(グラクソ・スミスクライン)
- ・ザガーロの国内正規ジェネリック
- デュタステリドカプセル「トーワ」
- デュタステリドカプセル「サワイ」
- アボルブ(グラクソ・スミスクライン)
- ・アボルブのインド製ジェネリック
- ベルトリド
- デュタス
髪を増やすための塗るお薬
塗るというよりは、液を頭皮に染みこませるような使い方のようです。
日本で有名なのはリアップですが、ミノキシジルを開発したアメリカのアップジョン社(元々ロゲインを販売していた会社)から販売権利を取得したものなのだそうです。
- 「ミノキシジル」を有効成分とした薬 ※濃度5%
- ロゲイン(Johnson&Johnson傘下のマクニール社)
- ・ロゲインのジェネリック
- ミノキシジル(カークランド)
- リアップX5プラス(大正製薬)
- ・リアップのジェネリック
- メディカルミノキ5(アンファー) 2018年8月発売
- リグロEX5(ロート製薬) 2018年11月発売
AGA以外の主な脱毛症
AGA以外の脱毛症としては、主に、円形脱毛症やびまん性脱毛症、ひこう性脱毛症などがあるそうですが、AGAとは症状が大きく異なっているため、どの脱毛症なのかで悩むことはなさそうです。
円形脱毛症
AGAが徐々に進行する脱毛症であるのに対して、円形脱毛症は何の兆候もなく突然脱毛が始まるのが特徴です。
円形脱毛症とは、頭髪の一部が楕円~円形状に抜け落ちる病気のことです。生まれつき発毛機能に異常があるわけではなく突然発症するのが特徴で、症状がよくなったり悪くなったりを繰り返しながら脱毛する部分が大きくなっていくことも少なくありません。
円形脱毛症について(メディカルノート)
びまん性脱毛症
AGAが頭頂部や生え際から薄くなってくるのに対して、びまん性脱毛症は全体的に薄くなってくるのが特徴です。
びまん性脱毛症とは、髪の毛の密度が全体的に薄くなることを特徴とする脱毛を指します。男性の場合は頭頂部を中心に脱毛が見られることが多いですが、女性にみられることが多いびまん性脱毛症では、頭髪全体のボリュームが少なくなります。
びまん性脱毛症について(メディカルノート)
ひこう性脱毛症
ひこう性脱毛症はフケが発生するのが特徴です。
粃糠性脱毛症とは、頭全体に細かい灰白色のフケが発生して毛髪が薄くなる病気です。皮脂の分泌により頭皮に炎症を起こすことが原因となります。
粃糠性脱毛症について(メディカルノート)
AGAの情報収集について
AGAクリニックの情報は信用して良いか判断が難しい
みなさんも調べてみるとわかると思いますが、AGAで検索すると、AGAクリニックのサイトが山ほど出てきます。
それぞれおすすめしている治療法や薬などが異なっており、どの情報を信用すればよいのか判断が難しかったです。
そのため、今回記事をまとめるにあたっては、AGAクリニックのサイト情報はなるべく除外し、エビデンスをもとに信頼できる医療情報が公開されている下記2サイトの内容を主に参考にしました。
- 日本皮膚科学会
- Medical Note(メディカルノート)
AGAクリニックのサイトの中で、このサイトの情報は信用して大丈夫そうかなぁと思ったのは下記のサイトです。
- 内科総合クリニック人形町
ミノキシジルの内服は行うべきではない
AGAクリニックの中には、ミノキシジルの内服をおすすめしているところもありますが、日本皮膚科学会のガイドラインによると、ミノキシジルの内服については行うべきではないとはっきりと書かれていました。
ミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されていない.ミノキシジルは降圧剤として開発されたが本邦では認可されていない.また,男性型脱毛症に対する治療薬としても認可されている国はない.それにもかかわらず,全身の多毛症を起こす副作用があることを根拠に,医師が安易に処方したり,一般人が個人輸入で入手し服用することがあるので,医薬品医療機器等法の観点から問題視されている.
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(日本皮膚科学会)
どうやら内服すると効果が出やすいようなのですが、副作用の心配も大きいということのようです。
最終手段ということになるのではないでしょうか。
私が決めた対策方法
AGAについて調べた結果、私が決めた対策方法は下記のとおりです。
- 自分の薄毛はAGAが原因でほぼ間違いないので、遺伝子検査は行わない。
- 薄毛の進行を抑えるために、フィナステリド or デュタステリドの服用は必ず行う。
- まだ目立つほどの薄毛にはなっていないので、ミノキシジルの外用については、費用を抑えて継続できそうであれば行う。
- ミノキシジルの内服については、薄毛が深刻になってきたら検討する。
次回は、お薬をどこで購入することにしたのかを記事にしたいと思います。
安心できて、かつ費用も抑えられる方法を検討します!
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