プログラミング言語Scratch(スクラッチ)の問題です。
今回はあいうえおを順番にスプライトに言ってもらうプログラムをScratchで作成してみました。
目次
問題
次の動画を見て、同じ動きをするスクリプト(ブロックを組み立てたもの)をA~Dの中から選んでください。
※答えは1つだけじゃないこともあるよ。
正解
クリックすると正解が表示されるよ
解説
今回はプログラムの基本処理である「順次」、「分岐」、「反復」のうち、「順次」の問題です。
順次
プログラムは命令を上から1つずつ順番に実行します。
ネコのスプライトに、「あ」「い」「う」「え」「お」 と順番に言ってもらわなければなりません。
それぞれの選択肢を実際に動かして結果を確認してみましょう。
Aの解説
これだと、1回で「あいうえお」と言ってしまいました。
イメージとしては「あいうえお」と書かれた紙をビシッと前に出した感じです。
今回はこれではダメです。
Bの解説
一見、正解のように見えますが、このスクリプトだと人間の目には、「お」と言っているようにしか見えません。
これはコンピューターが1つの処理をとてつもない速さで実行するためです。
本当は「あ」、「い」、「う」、「え」も言っているのですが、一瞬すぎて人間にはわからないのです。
Cの解説
Bとの違いは、言う時間が決まっていることです。
これで人間の目にもわかる速さで、順番に「あ」「い」「う」「え」「お」と言ってくれるようになります。
Dの解説
「お」からしゃべりだしてしまいました。
プログラムは上から下に順番に実行されます。
Scratchではスクリプトがそのままプログラムとして実行されるため、このスクリプトだと「お」→「あ」の順番で実行されることになります。
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