プログラミング言語Scratch(スクラッチ)の問題です。
今回は、「○度回す」、「○度に向ける」ブロックを使って、ネコの向きを変えるプログラムを作成しました。
「動き」ブロックの使い方について学ぶことができます。
問題
ネコの向きを順番に右、下、左、上に変えるプログラムを作成しました。
次の動画を見て、同じ動きをするスクリプト(ブロックを組み立てたもの)をA~Dの中から選んでください。
※答えは1つだけじゃないこともあるよ。
正解
解説
この問題の目的は、スクラッチでは、スプライトの向きによって角度が決まっていることを理解してもらうことです。
- 上向きが0度
- 右向きが90度
- 下向きが180度
- 左向きが-90度
スプライトの向きは、上向きが0度で
右回りに180度まで数字が増えて、
左回りに-179度まで数字が減ります。
実際にA~Dのプログラムを動かして、結果を確認してみましょう。
Aのプログラム
「90度に向ける」ことでまずは右を向かせています。あとは右回りの「90度回す」を繰り返すことで、
①180度(下向き)
②-90度(左向き)
③0度(上向き)
④90度(右向き)
と順番に向きが変わるので、正しいプログラムであることがわかります。
Bのプログラム
「90度に向ける」ことでまずは右を向かせています。あとは左回りの「90度回す」を繰り返すことで、
①0度(上向き)
②-90度(左向き)
③180度(下向き)
④90度(右向き)
と順番に向きが変わるので、問題の動画とは逆の動きになってしまいます。
Cのプログラム
「90度に向ける」と右を向きます。
「180度に向ける」と下を向きます。
「-90度に向ける」と左を向きます。
「0度に向ける」と上を向きます。
「90度に向ける」とまた右を向きます。
問題の動画と同じ動きになり、正しいプログラムであることがわかります。
Dのプログラム
「90度に向ける」と右を向きます。
「0度に向ける」と上を向きます。
「-90度に向ける」と左を向きます。
「180度に向ける」と下を向きます。
「90度に向ける」とまた右を向きます。
問題の動画とは逆の動きになってしまいます。
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